我々は製品を作るのでは無く信頼を作ります。
製品の製造にかかわる社員それぞれが自分の仕事に責任を持つ仕組みづくりを進めています。各工程にかかわる社員からの意見を吸い上げ、不良を減らす取り組みを実施しています。
品質朝一とは、現場で起きた事実を確かめ、その原因の追及を行うミーティングルームです。いま現場がどんな状態で、どうするべきなのか、朝一番の作業に入る前に確認できるスペースです。
整理・整頓・清掃の3Sと、床置き禁止の1Yを、徹底しています。3S1Yを徹底することで、異常に気づきやすい、すっきりした現場構築を行っています。
現場の清潔さを保つことは、品質管理の基本です。常にピカピカの状態を保つことで、製品の異常にいち早く気づくとともに、事故の発生を未然にふせぎます。
小さな事故がひとつ起こっただけで、安定した生産はできなくなります。安全宣言や注意事項に関する教育を行うとともに、月に一度、現場安全巡検を行うことで、安全性の向上と現場の変化に対応しています。
中川品質をお客さまにお届けするためには、現場の社員が働きやすい環境を作ることが重要です。実際の作業者の声を聞きながら、休憩スペースの充実や心身の負担を減らす試みを実施しています。
品質朝一にて、工場の稼働率に関するデータを、わかりやすい形で掲示しています。一目で見て確認できるようグラフやパーセンテーなどを利用し、すばやく誰にでもわかるような掲示を心がけています。
発生した不良は、PCによる記録を行い、分析・対策を検討し、現場で共有しています。
単純な作業ミスによる不良を減らすため、工具の位置あわせを行うための装置には、確認事項や作業手順を示すことにしています。また発生してしまった不良は、グラフ化した上で金額ベースで標示することで、改善に努めています。
4Mとは、人(Man)・設備(Machine)・材料(Material)・方法(Method)のことです。このいずれかが変わったときに、不良が多く発生することが知られています。そのため、4Mの変化時には、作業員にそれを知らせ、注意を呼びかけています。