神奈川県秦野市を拠点に樹脂(プラスチック)技術提案・成形・組み立てまで行なう成形メーカー「株式会社中川」

樹脂成形TECHNIQUE

中川の樹脂成形は、加熱して溶かした材料を金型に射出注入・冷却で成形する「射出成形」を利用しています。
二色の樹脂を用いた2色成形や金属部品の周りに樹脂を成形するインサート成形などの技術のほか、製品の制度を高めるため、ガスアシストを用いたインジェクションを導入しています。

形成の種類

2色成形

2色成形では色の異なる同種類の材料を成形する技術です。メリットとしては以下のようなものがあります。

  • 成形品のため、塗装とは違って比較的強度が高いものを製造可能
  • 接着作業などの後工程が省略可能なため、コストダウンが可能

インサート成形

インサート成形とは金型内に樹脂素材を流し込み、金属樹脂と樹脂を一体化させる成形方法です。熱膨張率や異なる強度のものを組み合わせるインサート成形には高い技術と経験が要求されます。当社では多くの製作実績からノウハウを蓄積。迅速かつ美しい成形品を供給できる体制を構築しております。

ガスアシスト成形

ガスアシスト射出成形は、融解した材料を射出、金型に充填する段階で樹脂内部に不活性ガスを噴射する成型法です。従来の高圧保圧方式に比べ、製品のヒケ・バリ・ソリの発生を大幅に抑えることが可能となり、樹脂部分が中空になることから、材料コストや製品重量が軽減されます。