神奈川県秦野市を拠点に樹脂(プラスチック)技術提案・成形・組み立てまで行なう成形メーカー「株式会社中川」

品質保証についてQUALITY

中川の信頼づくり

品質

常にお客様の目線に立った技術改革を

独自の高周波無線技術を基幹技術とする当社では、創業以来「顧客第一主義」を経営理念に、「より良い製品」を「より早く」「より安く」提供することで、お客様の信頼を得てまいりました。

特に高度な技術力の確立には力を注いでおり、業界トップクラスの技術者を擁して

  • 将来の情報通信分野の発展に対応した新技術の開発
  • 時代の要請に応える新製品の開発による製品群の充実

を目標に、高周波回路素子事業の体制強化と分野拡大を推進しています。

また、技術開発力の向上を目指す上で、開発工程の自動化やコンピュータ管理方式の導入は必須条件です。当社では、電気回路設計や構造設計をCAD・CAEなど自動化を図るとともに、LANシステムを構築。データの蓄積・共有化を行い、設計全体の自動化・効率化を実現させています。さらに、苛酷な環境条件に耐える製品を製造する技術力が要求されるため、製造環境・各種の環境試験設備を保有しています。一方、新技術の開発においては、電波を光信号に変換するコンバータを開発し、トンネルや地下街などの電波の伝わりにくい地域への対応技術である光リンクシステムの独自技術を確立しています。

また、1997年には、通信機器用部品および通信用計測機器の設計・開発から製造までの工程をカバーする品質管理および品質保証の国際規格ISO9001の認証を取得しています。当社が製造するすべての製品を対象としており、品質管理において国際的な水準を有する企業として認定されました。

ISO認証

●取得事業所: 株式会社中川 神奈川工場
●初回取得年月: 2006年2月
●最新更新年月: 2015年3月3日
●認定機関: ビューローベリタスジャパン株式会社
●認定番号: 3333581

●認定番号

iso

品質管理体制

8つの改善運動

製品の製造にかかわる各社員が、自分の仕事に責任を持つ仕組みづくりを進めています。各工程にかかわる社員からの意見を吸い上げ、不良を減らす取り組みを実施しています。

さまざまなアプローチで、中川品質の追求を行っています。現在、現場の声からはじまった改善運動は、8つにまとめられ、実際の製造現場に取り入れられています。8つの改善運動は、製品品質の向上のためのベースとなる活動です。

品質朝一

品質朝一とは、現場で起きた事実を確かめ、その原因の追及を行うミーティングルームです。いま現場がどんな状態で、どうするべきなのか、朝一番の作業に入る前に確認できるスペースです。

3S1Y活動

整理・整頓・清掃の3Sと、床置き禁止の1Yを、徹底しています。3S1Yを徹底することで、異常に気づきやすい、すっきりした現場構築を行っています。

現場ピカピカ運動

現場の清潔さを保つことは、品質管理の基本です。常にピカピカの状態を保つことで、製品の異常にいち早く気づくとともに、事故の発生を未然にふせぎます。

工場・職場環境改善運動

中川品質をお客さまにお届けするためには、現場の社員が働きやすい環境を作ることが重要です。実際の作業者の声を聞きながら、休憩スペースの充実や心身の負担を減らす試みを実施しています。

不良分析活動/不良低減運動

発生した不良は、PCによる記録を行い、分析・対策を検討し、現場で共有しています。単純な作業ミスによる不良を減らすため、工具の位置あわせを行うための装置には、確認事項や作業手順を示すことにしています。また発生してしまった不良は、グラフ化した上で金額ベースで標示することで、改善に努めています。

設備稼働・現場稼動活動

品質朝一にて、工場の稼働率に関するデータを、わかりやすい形で掲示しています。一目で見て確認できるようグラフやパーセンテーなどを利用し、すばやく誰にでもわかるような掲示を心がけています。

4M変化点管理

4Mとは、人(Man)・設備(Machine)・材料(Material)・方法(Method)のことです。このいずれかが変わったときに、不良が多く発生することが知られています。そのため、4Mの変化時には、作業員にそれを知らせ、注意を呼びかけています。

工場安全改善運動

4小さな事故がひとつ起こっただけで、安定した生産はできなくなります。安全宣言や注意事項に関する教育を行うとともに、月に一度、現場安全巡検を行うことで、安全性の向上と現場の変化に対応しています。